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naoko hirayama
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生きるのです


もし ワタシが 変死体で見つかったら
それは 自殺ではありません
そんなかんたんに 死なんよ
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naoko hirayama
散文
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春、旅に出る


カナリアを探しに
ワタシは旅に出ます
夏までには帰ります
鍵はいつものところにあります
だって匂いがするんだもの
胸の奥がねじれるような
春の匂い
アナタにはわからないかもしれないけど
今までずっと
旅に出たかったの
naoko hirayama
散文
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パズル


サイズがバラバラのパズルを組み立てるようなもんだ

何種類かのパズルをいっぺんにバラバラにしたようなもんだ

それは むずかしいよ

何ができるか わからないんだぜ

そのパズルをバラバラにしたのは

自分自身だっていうのに
naoko hirayama
散文
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父とワタシ


本当に小さい頃の話

ワタシの 絶対的な味方は 父しかいなかった
どこでどんなイヤなことがあっても
父だけは ワタシの味方だった

父さえいれば ワタシは幸せだった
妹を産むために 母が入院しても
父がいたから さみしくなかった

その父が 海外赴任で3年留守することになった

そのときの さみしさのまま
今も 生きてる気がする
そのときの さみしさがまだ
今も うめられない気がする 
naoko hirayama
散文
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記憶の共有


同じものを見て
同じものを食べて
たのしかったね と話すこと

あなたが忘れても ワタシは憶えているよ

そのことが せつなくて
泣いたりすることがあるけど

憶えきれないくらい 一緒にいたら
泣いたりしないかもしれないけど
naoko hirayama
散文
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キレイなものだけ


見たくないものにフタをして
キレイなものだけ見ている
逃げてるのかもしれない
見たくないものを見続けるには
ワタシはまだ 幼すぎる
naoko hirayama
散文
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bridge


このまま ここに いたいような
ここではない どこかに いきたいような

イントロ・コーラス・ブリッジ・コーラス・アウトロ
まだ おんがくは とちゅう
いま ちょうど ブリッジがはじまった

naoko hirayama
散文
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音楽


体育座りの午前3時
左耳だけで聴く 懐かしい音楽は渚
羊の夜のおともはルナルナ
思い出をたどりながらヒバリのこころ
体育座りのまま旅にでるインディゴ地平線
naoko hirayama
散文
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そのまま


そこに傷があることが わかってるから
わざとかさぶたを剥がすみたいに
切り取って 保存する

いつか そこに傷があったことが わからないくらい
治っていればいいんだけど

切り取ったところからは
まだ あざやかな 血が噴き出す

回復してると 思ってたの
ワタシは回復してると 思ってたの

傷はそのまま
思ったより 重症だ
naoko hirayama
散文
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ムサシノ・ガール
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自転車に乗って そろそろ出かける頃
玉川上水は枯色で 風は冷たいけど

仕事場についたら ラジオをつける
今日の1曲目はなんだろう

大切な毎日のための 大切な自分
風邪をひかないように おいしいものを食べよう
週末に仕事を残さないように がんばって

小さくてかわいいものが好き
ひよこみたいに ふわふわで

前髪を伸ばすのが夢だった
子供みたいに ちょこんと ピンで留める

ムサシノ・ガール
丸い顔のあの子
キラリと笑顔
naoko hirayama
散文
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ヨコハマ
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花咲橋から紅葉坂まで

市電の幽霊を見る

花園橋から吉浜橋まで

今はない川が流れる

斜めの中華街の路地

震災の記憶も戦災の記憶も残したまま



おはよう ヨコハマ

naoko hirayama
散文
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深いところ
深い淵を覗くと

そこには 何もないこともある

深い淵は 鏡だから

そこには 何もないこともある


何か見えたかい?

地面の底に星空が広がることだって あるんだぜ


何もなかったって あせることはない

何かあることもある

だって そこは本当に深いんだから

君が思っているより ずっと
naoko hirayama
散文
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種を蒔く人
種を蒔く人

水を遣る人

肥料を与える人

花を愛でる人

果実を食べる人

種を採る人


そのくりかえし


種を蒔く人は いつも 種を蒔くだけ

水も遣らない肥料も与えないかわりに

花を愛でることも果実を食べることもない

種を蒔く希望だけが許されて与えられる

naoko hirayama
散文
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コスモス
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風に吹かれて ゆれているもの

空の青さだけを感じている

地球がまわってること わかっているのね
naoko hirayama
散文
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思い出した
子供の頃ワタシとよく遊んでくれたあの子、妖怪だったのではないかしら?
名前は憶えてないけど。
ワタシはいつもひとりで遊びに行ってたらしいけど、ひとりじゃなかった。
一緒にソメイヨシノの実を集める仕事をしたり、タンポポ水車をまわしたり、花の名前を憶えたり、樟に遊んでもらったり。ひとりじゃなかった。
顔も憶えてないけど。

夜はいなかったね。いつも夜がこわかった。
あの子は夜のベッドのそばまでは来てくれなかった。

いつから会えなくなったんだろう?
いつから思い出せなくなってたんだろう?
今はどこにいるんだろうか?
どこかでやっぱりひとりの子供と遊んでいるのかな?

また 会えるのかな?
naoko hirayama
散文
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友達は見ていた
いま、何がしたい?何に一番困っている?どうしたい?




何も答えられずに 私が 泣く
naoko hirayama
散文
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嫌いなコトバ
「それが社会っていうものよ」
     どれだけ世の中知ってるんだ?
     あなたの世界に私をはめるのはやめて

「あなたのためを思って言ってるのよ」
     私を自分に都合のいい人間に作ろうとしてるね?
     この世でいちばん美しくないコトバ

「学級会で決まっただろ」
     本当にあなたは賛成したのか?
     多数決を振りかざす根性がイヤ






心の底から発していないコトバ
魂の入っていないコトバ
体でわかっていないコトバ

私は信じない
naoko hirayama
散文
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